マーフィーの法則を持ち出すならば納期が100%延びることを知った方が良い理由

皆さまお久しぶりです。代表の生田です。

今回は題して『マーフィーの法則を持ち出すならば納期が100%延びることを知った方が良い理由』について書いてみたいと思います。

マーフィーの法則って何?

知る人ぞ知る法則ですが、
「失敗する余地があるなら、失敗する」
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」
こういった法則です。

つまり『起こる可能性のあるものは起こる』ということが巷ではささやかれているわけです。

マーフィーの法則を現実のビジネスに持ち出してはならない

マーフィーの法則はとても大切な気付きを与えてくれます。

それは危機に対しての備えであるといえます。

『地震が起こるかもしれないから地震が起きた時のことを考えておこう』という風にプラスに働くことも多いです。

しかし、裏を返せば、

『失敗する可能性のあるビジネスは失敗する』という話にもなりますよね?

つまり、失敗を恐れて行動しないことは、つまるところマーフィーの法則に弄ばれているというわけです。

極論、『明日死ぬ可能性があるのなら明日死ぬ』とも言えてしまい、結局そんなことしてたら身動き取れませんよね。

そして、なぜ、このような話を持ち出したのかといいますと、よくWebシステムを作ったときに、鶴の方々から慣習的に降ってくる言葉があります。

「これ、セキュリティ的には問題ないの?」

私は、思うわけです。
『ええ、仰りたいお気持ちはよくわかります。』
『しかしねぇ旦那、問題が無いことを証明する方法は無いんですよ。それは悪魔の証明なんです。』と

『リスクの存在するシステムのリスクは表面化する』ということが仰りたいのでしょう。

じゃあなんて聞けばいいの?
と思うかもしれませんね。

まずセキュリティについての考え方が間違っています。

セキュリティ対策とは安全であることを担保することではなく、(誤解のないように、、、最低限今できる対策は行っていることが前提です)

危機に直面する可能性を予知してそのような状態に陥った時にどのように対応するかということを策定することです。

ちなみにソースコードやシステムとしての機密性が担保されているかということを問う場合は、すべからく担保されているはずであることを前提に、侵入テスト等でシステムに潜入出来ないこと確認するために、世の中に出回っている侵入方法すべてで試してみるほかありません。

それを行うには相当な人件費がかかりますので、予算と相談になりますし、当然納期も延びるわけです。

あるシステムが完璧であることを証明することは言葉以上にとてつもなく大変で困難なことであることをご理解頂きたいと思います。

関連記事

  1. 『無駄』についての考察

  2. ITゼネコン構造が招いた日本のIT後進国化と高価格化

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。